「musa2 アート&デザイン展」通信Vol.5

10月10日より、ムサ通の会初めての展覧会「musa2 アート&デザイン展」が始まりました。出展者の方々に今回の展示やムサビ通信との関わりなどについてのコメントをいただきました。是非WEB上の「musa2 アート&デザイン展」を通して、ムサビ通信の繋がりを感じていただけたらと思います。第一弾は嘉村さんと尾山さんです。

■嘉村靖子さん(デザイン情報学科/2007年度卒)
「MUSA2アート&デザイン展」開催おめでとうございます。何もないところから開催まで準備を整えるのは、とても大変だったかと思います。学年や専攻した学問、現在の仕事など異なる分野の方々の物事の進め方に触れる貴重な機会でした。
絵本の分野に足を踏み入れた際に担当編集の人が「続けることが大切なんだよ。」とおっしゃっていました。この展覧会も、時期や形を変化させながら続けていくことで得るものが多いかと思います。ぜひ1回だけで終わらせることなく次回も開催してください。

嘉村靖子さんの作品、点字付き絵本「ぐるりんまるちゃん」の展示より。絵本を手に取って、点字や絵の形を手で触れて体験することが出来ます。

■尾山久之助さん(芸術文化学科/2015年度卒)
今回校友会関係の方から通信の卒業生を中心に展覧会を開くと伺い、興味を感じて参加させていただきました。
卒業後、自分なりに創作活動などを行なってきましたが、一人で世界を広げていく事の難しさを感じていました。そんな中で在学中お世話になった先生方や、同じように試行錯誤しているであろう他の卒業生の方々と交流することができたら、刺激を受けたり、あらたな学びもできるのではないかと思いました。
今回、科を越えた出展者の方々と作品を並べさせていただき、それだけでも自分としてはとても刺激になっています。
今後、様々な方々からお話を伺う機会などが持てたら更に良いと思います。
楽しく活動ができることを望んでいますが、単なる親睦会ではなく、お互いの創作活動にプラスとなるような展覧会活動として今後も続いていってほしいと願っています。
「珠 A」「珠 B」の2つの作品は「存在についての自分なりのイメージ」という尾山久之助さん。


キーワードは「継続」でしょうか。何事も1回で終わらせないで続けていくことの大切さを知っているのは、ムサビ通信の卒業生ならではですね。

「musa2 アート&デザイン展」
会場:小金井アートスポット シャトー2Fギャラリー
会期:10月10日(水)〜14日(日) 12:00~18:00