【REPORT】神奈川支部「武蔵野美術大学出身作家によるM展2022」

武蔵野美術大学校友会には、50の地域の支部と7つの学科の支部があります。(校友会サイトより)
ムサ通の会(武蔵野美術大学通信教育課程同窓会)は学科支部の一つです。ムサ通の会員と同時に、各地域の支部の会員でもある、ということになります。
というわけで、神奈川支部展を訪ねてみました。

神奈川支部「武蔵野美術大学出身作家によるM展2022」
2022年6月27日(月)~2022年7月3日(日)
会場:画廊 楽Ⅰ&Ⅱ(横浜)


横浜スタジアムや山下公園など、横浜観光の拠点となる関内駅からすぐのところで開催の神奈川支部展、1階と2階、二つの会場での展示です。

まず1階の会場に入ってみると、繊細なものから大胆なもの、平面と立体と組み合わせたもの、などなど個性あふれる作品がずらり。
お当番の方にご挨拶をと声をかけてみると、「あれ、お会いしたことありますねー」と言われてびっくり。当日のお当番をされていたのは、昨年の「musa2 アート&デザイン展」に出展していただいた雪路さん。そういえば搬出の時にお会いしています。
ひっきりなしにご友人が訪ねてこられてご案内されていましたが、地元の方に見にきてもらえるのは、地域の支部展ならでは。

雪路さんは卒業してまもないですが、新たな作品を描いたり、学生のころの課題に手を入れたりして、制作を続けているとのことです。
「展示の機会があると、締め切りに合わせてがんばろうっていう気持ちになります。」ということで、積極的に支部の活動に参加することで、新たな作品を生み出していくきっかけにもなっているようです。今年度の「musa2 アート&デザイン展」(2023年3月予定)へのご参加お待ちしています。

2階の会場でお当番をされていたのは、教職の幅を広げたいということで武蔵美の科目履修中の方、通信の仲間ですね。横浜で開催されている大きな公募展に参加した時に、武蔵美の先輩に声をかけてもらって支部の活動に参加されているとのことです。通学生と違ってキャンパスで同級生や先輩との交流の機会が少ない通信生にとっては、地元で活躍する先輩方とのネットワークができることは心強いことと思います。
地域の支部活動では、学科や専攻なども広くなり、いろんな背景をもった方が集まっているという印象を受けました。(2022年7月2日訪問)


雪路さんと今回の作品「想う」

まさに地域の支部と、学科の支部の二刀流!
各支部で活動するムサ通の皆さま、ぜひ、地域の支部活動の発信をお待ちしています。