02 【お答え】:通信制大学卒業生の幸福度

こちらのアンケートへのご協力、ありがとうございました。皆さんからたくさんのお答えをいただき、ごまさんは無事卒業論文を完成し、卒業されました! 卒業後、すぐにお礼とお答えをいただいていたのですが、今頃の掲載となりました。ごめんなさい。

ごまさん(デザイン情報学科コミュニケーションデザインコース2015年度卒業)からの「おしえてくださーい!」のお答えです。


「卒業論文のテーマは「通信制大学卒業生の幸福度」についてです。(ムサビ通信を卒業された皆さんがいきいきと活躍されているのを拝見して、通信制大学の学びは幸福度の向上に繋がるのではないかと考えたことがこの卒論のテーマのきっかけです)この研究をするにあたり、ムサビ通信ご卒業の皆さんにアンケートをお願いしたく、ご連絡させていただきました。」


それでは、早速お答えをご紹介します。

ムサ通の会の皆様、
以前、卒業論文のアンケートでお世話になりましたごまと申します。

お陰様で武蔵野美術大学の卒業生の皆様62名、全8大学で合計140名の皆様にご協力いただくことができました。アンケートにご協力ありがとうございました。

アンケートは卒論でのみ使用するとお約束してしまっている以上、この場で具体的な内容を公開することができないのですが、個人情報が分からない範囲で、1つだけおおよその数値でご紹介させていただくと、

卒業後、大学院や大学への進学、資格試験、ボランティアなど新たなチャレンジをされているという通信制大学卒業生の方が70%以上もいらっしゃるとのことでした。

通信制大学の学びは主体的に学ぶしかなく、それゆえ継続には困難を伴うものですが、その学びの中で、自分で考える力、面白がる力、諦めない力など、様々なスキルを身につけることができます。困難を乗り越え卒業することによって、実際に大きな自信を得た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。通信制大学で学び卒業することは、新たなチャレンジへのハードルを下げることになるのではないか、というのが卒論の着地点の1つなのですが、その結果として、70%以上もの方が卒業後、何らか新たなチャレンジをされているという結果に繋がったのだと思います。

ムサビ通信を卒業することは決して簡単ではありません。自己を律し、真摯に課題に取り組み、創意工夫し、学友たちと切磋琢磨しながら、努力に努力を重ね、そうして卒業まで辿り着く方はほんの一握りなことは周知の事実です。
結果として、(通信制大学卒業生は)主体的に学ぶことができるようになり、ひいては人生をも主体的に生きることができるようになるのではないか、というのがこの卒論の結論です。そしてそれは、幸福学でいう幸福度を向上させることにもつながります。自覚されている、されていないにかかわらず、ムサビ通信を卒業された皆様の幸福度は確実に上がっているのではないかと考えます。

これからの人生で、新たなチャレンジを迷う時が来るかもしれません。そんな時は、ムサビ通信を卒業したあの時に立ち返ってみてください。きっと頑張った過去の自分が後押ししてくれるのではないでしょうか。今後の皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます!この度は、皆様のご協力、本当にありがとうございました。

ムサ通を卒業した方も、卒業しなかった方も、卒業にむけて学び中の方も、ムサ通という道を歩いたことは、少なからずプラスになって人生を豊かに彩っていることを改めて示してくださいました。
すてきなお答え、ありがとうございました。


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