「musa2 アート&デザイン展」通信Vol.9

少し時間があいてしまいましたが「musa2 アート&デザイン展」の出展者のみなさんからいただいたコメントを作品の紹介と共にお届けする第4弾です。福永さんと大関さんから届きました。

■福永 香さん(芸術文化学科学科/2013年度卒)
普段は「癒される〜」という感想をいただく絵になるのですが,これは職場で研究屋から管理職にされ,苦しかった時期に描いたものです。

「musa2 アート&デザイン展」は,まず企画していただいたことに感謝しております。
平面,立体,著作…様々な作品を一緒に,展示作業も含めて,楽しませていただきました。これから恒例のグループ展になるといいな….と思います。


電気・電子、情報通信分野の研究員としての活躍に加え、その技術をルネサンス絵画の分析に応用するなど、幅広く活動されている福永さん。次回は「癒される〜」という絵も是非!

■大関慎吾さん(工芸工業デザイン学科/2012 年度卒)
卒業後も作品制作は続けていました。しかしそれは技術向上が目的だったため、さほど展示会などに興味がなく今まで調べたりしたことがなかったのですが、今回たまたまムサ通のメールを拝見して、試しに応募してみようかな、と思い今に至ります。
普段エンジニアの業界にいる私にとってアートを交えて色々な方と交流ができたことはすごく貴重な時間でした。在学していた当時を思い出すことができて新鮮な気持ちで終了できたと思います。
卒業するとなかなか関わる機会が失われていくようで、このような催しが行われると、とてもありがたいです!


アルミの無垢材から削り出した2色の鞄。「何も入らない鞄ですが想いを沢山閉じ込めてあります」という大関さん。


会場ではなかなかお見せできなかった作品の背面は、革。様々な素材が緻密に組み合わされていて、その技術の高さが伺えます。


ご自身と作品との関わりについてお伺いすると、公私と言うか、硬軟が絶妙のバランスを保って、どちらの世界もとても魅力的に輝いているように感じます。

「musa2 アート&デザイン展」
会場:小金井アートスポット シャトー2Fギャラリー
会期:10月10日(水)〜14日(日) 12:00~18:00